Festival Report フェスティバル レポート 2017

国技「マラカンブ」を見応えあるエンターテインメントに変えた、インドの神秘

皆さんは、インドの国技である「マラカンブ」をご存知でしょうか?マラカンブとは、元々はインドの武術の基礎トレーニングから始まり、
戦士の体作りのエクササイズとして行われていました。「マラ」とは戦士で、「カンブ」とは柱を意味します。

そんな伝統競技でエンターテインメントに変えたのは、マラカンブ発祥の地であるインドからやってきた3人組、
「インクレディブル マラカンブ (英記)Incredible Mallakhamb」です。彼等は5~7歳の頃からパフォーマンスの勉強をしており、
自らのパフォーマンスを国際イベントなどで披露して回っています。実際にインドでは、日本では小学生にあたる年代からパフォーマンスの勉強をしているようです。

パフォーマンスが行われたのは11月2日の木曜日。場所はメイン広場3。この日の天気は晴れており、行うには絶好の機会とも言えたでしょう。
そんな天気の中で行われた彼らのパフォーマンスは圧巻でした!ポールに登るときにみせる身軽さ。
重力に負けない体から繰り出される様々なポーズ。そして、パフォーマンスから感じさせられるのは、インドの神秘を思わせる文化でしょう。
なんだかインドの文化に興味がわいてきました!皆さんも感じませんか?

パフォーマンスの始まりに、観客の皆さんにも体験させてもらいました。彼らが「できる人はいませんか?」と観客の皆さんに尋ねてみたところ、
なんと!元気な子供達が元気良く手を上げていました!子供達も彼らのパフォーマンスに大変興味を持ったでしょう。裸足になり、ポールに登りました。
ところが簡単には登ることが出来ませんでした。大人でも難しいでしょう。パフォーマンスが本格的に始まる前から、
インクレディブル マラカンブが難しいテクニックを持っていると感じられます。

パフォーマンスの後のインタビューで、『自分たちのパフォーマンスをもっと広げたい。静岡だけでなく、世界中に。』と答えてくれました。
プレミアムステージのワールドカップ部門でも披露されるインクレディブル マラカンブのパフォーマンスと、今後の活躍にに乞うご期待!!


 《今後のスケジュール》

 11月3日 (金・祝) ①11:45~ ②13:45~ ③15:45~  会場;常磐公園

 11月4日 (土)   ①11:00~ ②18:00~        会場;富士見芝生広場 
          
           *15:00からプレミアムステージにて、ワールドカップ部門に出場。

 11月5日 (日)   ①11:45~ ②13:45~ ③15:45~  会場;札の辻

 (Naoki Sugiyama)

2017フェスティバルレポート / アーティスト ワールドカップ部門
2017/11/02 07:22 PM
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