Festival Report フェスティバル レポート 2015

パフォーマンスを上から支えます / クレーン操縦

今回の大道芸ワールドカップでは、いつにも増してクレーンの活躍が目立っております。
2.3トンのシアタートルの舞台(下の写真)を吊り上げるという大役を果たされた、株式会社上坂(こうさか)の皆さんにお話を伺いました。

photo by H.Shinohara

Y シアタートルのクレーンは大きかったですね
上 そうだよ。丸が1個違うから。あれは120トン車、普通のエアリアルで使うのは12トン車。
Y いつもより大変でしたか?
上 暗かったからね。あれは舞台だけ浮かんでるように見せたかったんでしょうねぇ。
  普段暗いところで操縦なんてしないし。
Y ゲネプロがあったようですが。
上 普通のパフォーマンスではそんなに動かさないから、打ち合わせだけでやれるけど、
  シアタートルはいっぱい動いたからね。
Y パフォーマンスがよく見えたと思うんですけど、やってる最中どうでしたか?
上 きれいだろうけど、そんなこと思う余裕はないよね…
Y ちなみに工事現場でのお仕事と大道芸と比べると、どうですか?
上 そりゃあ荷物はしゃべらないからさ、人を吊るのは責任重大だよ。
Y あ、そうなんですか。
上 荷物は落としてもどうにかなるけど、人だと緊張するよ。荷物はしゃべらないけど、人を吊るのは…
  (何回も続く)


とある海外のアーティストさん曰く、上坂のクレーンさんは、短い打ち合わせでもしっかり要望どおりに動かしてくれてとてもありがたい、フ×ンスのいいかげんなクレーンとは大違いだ、とのこと。
パフォーマンスの成功にはクレーンの操縦も大きな鍵ですね。
これからも安全第一でお願いします!

(yyukke)

2015フェスティバルレポート / 2015その他
2015/11/02 06:12 PM
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