Festival Report フェスティバル レポート 2014

チャンピオン来静!/スケーティング ピラー

「みんなが僕たちのショーを見ているときに驚いた顔、少し怖がっている顔、感動して泣きそうな顔、そして幸せそうな顔を見ていると本当に、ここに戻って来れたことを改めて幸せを感じるよ。」
「そうね。ショーをしていても、お客さんの感情をこんなにも感じるのは世界でも静岡だけなのよ。」

と本当に幸せそうに話してくれるのは、2年前に私たちを魅了したスケーティング ピラーの2人だ。
1日目には雨天のためにほぼすべての日程をやむなく中止したが、
ついに2日目の今日、静岡市役所の入り口付近の屋根の下でパフォーマンスを行った。


取材チーム滞在時の天気は小雨。
誰もが彼らのパフォーマンスの中止のことが頭によぎっただろう。
しかしジャージに着替えて準備万端で市役所前に現れた彼らを見て
お客さん・スタッフたちの安堵の声がいまだに忘れられない。

彼ら自身も「やっとパフォーマンスができる」
とでも言いたいような笑顔からは、非常に興奮していることが見て取れた。


直径2mほどのステージの上で、ローラースケートを履いた男女が激しく美しく踊る。
スピードをつけて男性の頭の上に女性を乗せて、回りながら手を離してバランスを保つ技や
男性は首に、女性は頭にストラップをそれぞれ装着し、そのあとに手を離して
女性自身もさらに回転をする技には、いつ・何度見ても人々を圧倒する力がある。

会場の関係でお客さんとの距離がいつもよりさらに近かったため
ある方に感想を聞くと「近すぎて飛んでくるかと思った。だがそれに逆に感動した。人間ってこんなこともできるんだと
驚いた。」と話してくれた。


今はフランスのムーランルージュで働いているという彼らのショーが
こんなに近くで見ることができるのはあと2日間。
ぜひとも彼らが日本でパフォーマンスを楽しんでいるということを、
2人の笑顔から読み取っていただきたい。


実は彼らは5世代も続くサーカスファミリー出身である。
彼らの両親もまた、スケートでパフォーマンスを行う
サーカスアーティストだ。
次に来静するときはぜひ家族4人でしたいとのこと。
4人があのステージでさらにレベルが上のパフォーマンスを見せてくれることを願いたい。


(No15)





2014フェスティバルレポート / 2014その他
2014/11/01 05:05 PM
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