Festival Report フェスティバル レポート 2013

2人だから作られる世界/イェンタウンフールズ

開演前からウクレレを弾き、お客さん達と交流をする「びり」と「ブッチィー」の2人。
個人でも活躍する彼らだが2人でやるからこそ、ショーではなく世界を作れると語ってくれた。

2人の最高の笑顔につられお客さん達も笑顔になり、次々と展開されるストーリーによって、2人の世界にお客さんを引き込んでいく。
そしてその世界に対して皆がさらに笑顔になれる。

それぞれのストーリーには「思い通りにならないこと」「下克上」など、彼ら自身のテーマがあるそうだ。
しかし、お客さんが演技を見て思ったことをそのテーマにしてくれればそれで良いと語ってくれた。

これらの考えられたストーリーはお菓子を食べながら稽古場で考えているそう。
今のストーリーが決して完成系ではなく「通過点」であり、これからどんどん進化していくと語ってくれた。
進化していく彼らの世界にこれからも我々は引き込まれていく。



(sachi)

2013フェスティバルレポート / 2013アーティスト オン部門
2013/11/04 03:22 PM
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