Festival Report フェスティバル レポート 2013

食欲旺盛な三匹のダチョウ / テアトロ パヴァナ

ここのところ静岡・呉服町通りを中心に、謎の巨大ダチョウの目撃報告が大変多くなっています。
そこで私たちは、急遽調査のため現地に行ってまいりました!!

調査によると、目撃されているのは三羽のダチョウで、体長は3メートル弱、体重は足の部分で合わせて7kg、体の部分で15キロ。
どうやらデンマークから三つの巨大な段ボール箱に忍び込んで日本に入ってきたようです。三羽は兄弟関係とのことです。
好物は「何でも!」ということで、呉服町通りを往復しては道行く人の頭や看板などをついばみながらうろついています。
弱点は活動し始めと終わりに準備運動が必要なことで、高身長ながら転んだことは一度しかない模様です。

この連休には、大きなカバンを運ぶ一団に威嚇をする様子や、全身銀色のスーツの男性が餌付けを試みるも失敗したなど、多数の発見報告が上がっています。


ダチョウたちはどうしてこの静岡にやってきたのでしょうか?その謎も、今回の調査でようやく発覚しました。
"Weeeee love Shizuoka!!!! Thank you!!!"
そう。この三羽のダチョウ、皆静岡の街が、人が大好きで、いてもたってもいられずはるばる静岡にやってきたのだ。
その迫力に泣き出す子供たちも一部にはいたようだが、静岡を愛する優しいこのダチョウたちを、どうか優しく受け止めてほしい。


ちなみに、このダチョウたちを使役しているようにも見える男性がダチョウの餌をねだっているという報告もあるが、こちらについても目下調査中である。

<ながぽん>

2013フェスティバルレポート / 2013アーティスト ウォーキングストリート部門
2013/11/03 06:29 PM

お子様の成長にびっくり!!/お客さん ふじわら様ご家族

駿府城公園の日陰で休憩中のご家族にインタビューしてみました。



写真に笑顔で写られているのは静岡市からお越しいただいた、ふじわら様ご家族です。
大道芸ワールドカップには毎年お越しいただいており、お子様達と一緒に楽しんでいるそうです。

インタビュー中に僕の前でお子様が中国ゴマを巧みに扱っています。

こんな所にもアーティストが・・・
静岡はちゃんとアーティストが育っていますね。笑

大道芸の魅力について聞いたところ、

「静岡駅を降りてから駿府城公園まで辿り着く間にも会場があって退屈しない」
「子供の成長に合わせて見る内容を選べる所」

僕も静岡全体を歩きましたが、至る所でアーティストによる芸が行われています。

また、たくさんのアーティストが様々な芸を見せてくれますので、
お子様と一緒に大道芸ワールドカップを楽しんでみてはいかがでしょうか?

もちろん大人も楽しめますよ!!

HANAZAWA

2013フェスティバルレポート / 2013お客さん
2013/11/03 06:26 PM

Laughter! after "Oops!" /Yamamoto Kouyou

Can't decide what to watch?
Well, here is a suggestion; Yamamoto Kouyou, a japanese pantomime artist.

Needless to say, a pantomime artist speaks no word during a show.
However, his show tends to deviate from this rule sometimes.
He sometimes uses words deliberlately as a spice of his performance.

From the begining of the show, there was a huge storm of laughter.
With squeaky voice, he suddenly impersonate a fly, stacked lady, and a chicken.

Of course, his marionette performance as "Charly Ymamoto" had already taken root here in Shizuoka.
As a result, he knows how to please the audience, and so does the audience in return.




"Different from a theater stage, an open-air show must be much more atractive.
Because the audience are more likely to lose concentration compared to a theater.
So I have to be really reasonable to the occasion." said Yamamoto.

By the way, he is the person who taught pantomime to Kanou Mami, a female pantomime artist.
He said that as we've known each other more than 10 years and she knows how I perform, Kanou is very reliable.

Happenings and uncertainty of audiences' responses are accompaniment of DAIDOUGEI World Cup,
but Yamamoto's skill and his flexibility are undeniable.

So I would say, "Never go home before you watch his solid skill pantomime show!"

(Torii)
photo by N.saito

2013Festival Report in English / 2013Artist
2013/11/03 06:17 PM

1/100秒の速さを競う『スポーツスタッキング』の天才!/SEOPPI

大道芸ワールドカップin静岡では様々なジャンルのパフォーマンスがあります。
みなさんは『スポーツスタッキング』という競技ご存知でしょうか。

『スポーツスタッキング』とは複数のプラスチックカップを決められた型に積み上げたり 崩したりして、1/100秒単位でスピードを競うスポーツ。
海外では体育の時間にやるところもあるらしい。
これをパフォーマンスとして扱っているのが、SEOPPI。

『スポーツスタッキング』の世界大会2009年の優勝者でもあります。
『スポーツスタッキング』をパフォーマンスとして取り扱っているアーティストはまだSEOPPIだけだそう。
もともとジャグリングをしていたSEOPPIがジャグリングの道具を買いにいったときに、『スポーツスタッキング』の体験コーナーがあったのが出会い。
その場で体験して魅力にとりつかれ、道具を衝動買いして練習したそうです。

まずはジャグリング。



ジャグリングの腕ももちろんのこと、気さくで爽やかな人柄で子供さんと触れ合って一気に観客に近づきます。

そしていよいよ『スポーツスタッキング』
いろいろな形に積み上げて観客を楽しませます。
そして最後には速さをみせます!ホントに速い!!一連の流れを8秒台でやります。



その最後の早業が成功したとき、SEOPPIと観客は一つに!会場全体で「おおお!!」と声があがりました。

「『スポーツスタッキング』の魅力は、お子さんからご年配の方まで幅広い方ができるスポーツであること。速くやるのは難しいですけど、積み上げるのは誰でもできます」とSEOPPIは言います。
そのためかSEOPPIのパフォーマンスも幅広い世代の方に楽しんでいただけるものとなっています。
「そして実は自分が一番楽しんでたりするんです」と笑顔で言ってくれました。
SEOPPI自身が楽しんでいるから、観客と一つになれるのでしょう。

「色々な個性あるパフォーマーがいる大道芸で楽しんでください。そして、是非『スポーツスタッキング』を覚えてかえってほしい!
機会があれば挑戦してみてください。見るだけではない新しい楽しさがあります」
誰でもやれるスポーツだけど、SEOPPIの早業は一流中の一流!
体験することでパフォーマンスもより楽しめるはず。
私自身も『スポーツスタッキング』挑戦したくなってきました(^^)

みなさんも是非SEOPPIのパフォーマンス見に行ってみてください!
そして是非是非『スポーツスタッキング』も挑戦してみてください!

(ishimai)

2013フェスティバルレポート / 2013アーティスト オフ部門
2013/11/03 05:51 PM

The World Champion of Sports Stacking!/Seoppi

Be amazed at how fast Seoppi can stack cups up on a table!
With lightning fast reflex and excellent concentration,
Seoppi can stack up cups high in the air and back down so quickly
that you can see but cannot physically understand how he has done it.

At age 15, Seoppi first started sports stacking after he saw
a TV show at a magic shop. After 2 years of intense training,
Seoppi became Japan Champion at stacking in 2006. In the following
4 years, he competed in the World Cup to win World Championship
in 2009.

"The most interesting part of stacking is that anyone can do it,
but not anyone can do it lightning-fast."
In the world, there is no one who does stacking as a professional,
but Seoppi loves sport stacking so much he wants to be the first.

Seoppi told us that he wants to tell the audience "all performance
have distinct shape and individuality, and he wants the audience to experience
and symphatize with many different forms of art.

Come and see the only sports stacking artist in Japan!!



Peparonipizza

2013Festival Report in English / 2013Artist
2013/11/03 05:50 PM

ただのマジックじゃ終わらせない!/デビット ラムゼイ


日本在住3年の日本語ペラペラなデビット。
常に観客を巻き込んで笑いの渦を作ってくれました。

風船やトランプやハンカチを使ったマジックの数々。
デビットの背後にいる観客には、
ネタが見えてしまう覚悟で面白おかしく、
そして堂々と披露してくれました。



左手の中に詰めたハンカチが卵になって出てくるというマジックは
なんと、○○に◎◎して△△に◇◇していた!
・・・わかりませんよね。
これはとっても単純な仕掛けですが、ちゃんと種明かししてくれますよ。
 
いくつかは種明かししてくれますが、本格的なものはしてくれないのです。
ギリギリのところをうまくコントロールしていて、
見事に観客の心をつかんでいますよね。



「お客さんには、楽しんでもらうことが一番大事」

「はじめは簡単に見えても、最後にはドカンと大きいサプライズをしたい」

普通にマジックするだけでは面白くない、というのです。

確かに、
パフォーマンスの半分以上は子供にマジックの相手をお願いしたり、
お父さんにジャグリングのお手伝いを頼んだりと、
みんなと一緒に自分自身も楽しめる、そんなパフォーマンスでした。

シャボン玉は静岡の人は喜ぶからいつもやるんだよ、と笑顔で語ってくれました。




(つ)

2013フェスティバルレポート / 2013アーティスト オン部門
2013/11/03 05:14 PM
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