Festival Report フェスティバル レポート 2012

空を背景に文化の融合を見る/HELOISE&WILLIAM

大道芸ワールドカップin静岡3日目の11月3日。
彼らはここ静岡で、初めて屋外での演技を披露した。

エロイーズ&ウィリアム 生まれはフランスとアメリカ、出会ったのはカナダというインターナショナルな彼らの舞台は、地面でなくポールの上である。

ドラマティックな音楽に乗せて次々と繰り出される彼らの演技は、ポールの上であるというリスクと、砂埃舞う外での演技ということを微塵も感じさせない。
息を呑む観客達・・・待った甲斐があるとはこの事である。

「日本の人達は僕らの演技をとても真剣に見てくれる。30分も前から待っててくれるからびっくりしたよ!」
そう語る彼らの出会いは、カナダの大都市モントリオールのサーカス。 そこで出会った様々なアーティストに触発されて、今の彼らがあるそうだ。
今年で結成10周年! 演技には、お互いへの信頼が表れている。

以前に2回、日本を訪れた事があるという彼らだが静岡は今回が初めて。
忙しくて観光をする時間もほとんどないそうだが、「昨日は刺身を食べたんだ!」と嬉しそうに語ってくれた。

そんな彼らの次の行き先はドイツ。
来年2月まで世界中を周るそうである。

日本で彼らに会えるまたとないこの機会、あなたもぜひ会いに来てはいかがだろうか?

(Uka)

2012フェスティバルレポート / 2012アーティスト ワールドカップ部門
2012/11/03 05:53 PM
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